Android端末は通話の出来る小型パソコン…だから…楽しい!
いやぁ…AndroidっていうのはOSの名前だって知らない人も多いようです。
当然、実績があまりないOSというのはフリーズしたりハングアップしたりするのが当然…と私は思っていました。
これまでの多くの携帯電話ではユーザーは何もいじれない…ということが多かったです。だから…楽しめる人にとっては、制約が多くて何も出来ない従来のケータイよりもAndroid携帯端末はいじっていて楽しいオモチャですよねぇ…。(笑)
こういう不安定さも楽しみながら使える人じゃないとAndroid携帯端末はお勧め出来る完成度は持ってないですね。
さて…私と同じdocomo LYNX 3D (SH-03C)を使っているユーザーはどう思っているのかな…とkakaku.comでのクチコミを覗いてみました。
どうやら…安定して稼働するSybianベースの携帯電話と同じ感覚で使っていて不満を持っている人もいるようです。
新しく開発されたOSで稼働している…なんてことを聞いたら…コンピューターについてある程度の知識があれば、若干の不安定さは許容範囲として扱う必要があるな…と思うものです。
OSの場合にはOSとハードを同じ会社が開発しているので、相性問題とか同期タイミングのズレなんかは少ないんでしょう。
初期のパソコンで自社のOSを載せたハードだと安定稼働していた…のと同じですね。
知っている人には常識ですがGoogleがAndroid OSを作り出し、使用料を取らないで公開しています。
Android携帯端末を作っているメーカーとOSを作っているメーカーは別々なので…互換性やタイミングのズレによる不具合もあるのじゃないかな…。
Android OSの進化スピードはパソコンのOSと比べると格段にスピーディ。
OSを作っているエンジニアには過去のパソコンでの経験がある人もいて…OSが安定するまでの期間も短いのだと思ってます。
Android 2.2の安定度合いというか熟成具合はWindowsでいうとWindows98位かな…。
Android 2.0や2.1がWindows95、Android 1.xがWindows 3.xな感じ…。
Windowsもこの時代イロイロ自分で出来る許容幅も大きくて楽しかったですね。
ということでAndroidも楽しいデバイスだ…。
こういう発展に付き合いながらガジェットを使うのって楽しい!
docomo LYNX 3D (SH-03C) で 電子書籍サービスGalapagos を使ってみた
購入したandroid端末を作っているのと同じシャープが電子書籍サービスを行っています。
そのGalapagosと名付けられた電子書籍サービスをLYNX 3D (docomo SH-03C)で使ってみました。
結論から言うと…正直…あまり使い勝手が良くない…。
どうしてそう感じるのでしょう…。
電子ブック…直ぐに読めるし、何冊持ち歩いてもかさばらないので便利なはずです。
では…なんで普及しないのでしょう…。
作家や出版社は違法コピーを問題にしますが、読者としては読み捨てになる電子ブックに対する対価…ということを考えます。
面白いと感じた本は手元に置いて…毎月は読まないけど…何年かに読む…なんてことはありますからね。実質的に10年後には読めない可能性があるなら…その分安くないと…。
そうじゃないと…お金を払って正規に電子ブックを購入した読者に対してのサービスがあまりに悪い…というか強欲としか言えない感じがあります。
このあたりの感覚の違いがサービス提供者側にはあまり実感が無いのでしょう。作家や出版社の都合だけを優先させていて…“読者”として積極的に使ってみたいな…と思う電子ブックサービスにはなっていない…というのが今回Galapagosを使ってみての実感です。
まずは…読み捨て…となんで考えるかについて説明します。
電子ブックサービス、端末に紐付いていて…当該端末でしか読めない…なんていう読む側のことをまるで考えていないというか…ユーザーの立場からすると使い物にならない…何を考えているのか分からない変なサービスばかりでした
ということで無駄金を使っても仕方ないな…と手を出さないでいました。
シャープのGalapagosも昨年(2010年12月)にスタートした時には、専用端末を使わないとダメ…なんて…誰が考えても普及しないサービス体系を採用していました。
ちなみに米国で売れているAmazonのKindle…これってKindle端末ではなくても購入した本を読めるのが最大の利点なんです。もちろんKindleを買い替えてもそのまま読める…。
これなら機器が壊れても、機器の提供やサービス期間が終了しても、サービス会社さえ営業を継続していれば1回購入した本は生涯楽しめる…という安心感があります。
だから…米国では他の電子書籍サービスをほぼ駆逐しつつある…なんてことは電子書籍サービスを展開している人なら知らないはずはないのです…。
ところが…ソニーにしてもシャープにしても…この安心感がないんですよ。
この部分が日本で電子書籍が普及しない原因&理由ナンバー1だと私は感じてます。
と思っていたところ…SH-03Cのキーワードでweb検索をしていたら…シャープの電子書籍サービスGalapagos…シャープ製のスマートフォンでのサービスを始めてました。
更に2011年7月からはシャープ製以外のAndroid端末でもサービスが利用出来るようになり…電子ブックも3台までの端末では共有利用出来るということです。
(まぁ…android端末でも3台OKなのかどうかは不明ですが…)
前よりも条件が良くはなったのですが…3台か…。
やっぱり…買った電子ブックは数年楽しんだら諦めろ…ということですね。
メーカーは電子機器を買い替えた欲しい…ということでイロイロな機能を追加して次々と新製品を出します。
これは買い替えたくなるでしょう!
しかも…古い製品に対してのサポートは思ったよりも短いです。
(この件についてはまた改めて…)
機器が壊れたり、新機種に買い替えて…なんてことを考えると購入した電子ブックは10年後には読めなくなる…ということだと感じています。
Galapagosでの電子ブック購入とは期限ははっきりとしないけど、将来に渡っても読める保証のない期限不明の有期限のコンテンツ購入…違うのかなぁ…。
だ・か・ら、読み捨て…という言葉を使っています。
まぁ…それを承知でも…どれどれ…とGalapagosのアプリをダウンロードしてみました。
Galapagos ID登録
Galapagos用IDが必要ということなので登録。
登録ではIDを得るために実名や生年月日や性別…ってマーケティング用に使うのだと思うのですが…登録必須情報になっているのが不快な感じでした。
だって…本屋で本買う時にそんなこと聞かれないでしょ…。
信用情報はクレジットカード決済なので不要なはずです。
あら…クレジットカード情報の登録がない…。
ま…いいか…とそのまま最後まで入力します。
登録したメールアドレスにメールが来てID登録は終了です。
ID発行に際してメールアドレスが実在していればそれで良しとしないあたり、”ガラパゴス”的な感じがしました。
未成年チェックだってクレジットカードで出来るし…。
電子ブックの紐付けはメールアドレスで十分なので…特に氏名、年齢、性別、生年月日を入力しないと登録できない…という理由が全く理解できませんでした。
これって意味もなく印鑑が無いと書類を受け付けない…という変なポリシーのある一部の会社や役所と同じなのでしょうか…。
ま…日本的ということで…。
本の検索
本の検索機能…かなり貧弱です。
はっきり言って使い物にならない。
欲しい書名や著者名を検索して…ということなら使えます。
ブラブラと本屋をうろつくような感じで「何か面白い本はないかなぁ…」ということをやってみるとかなりイライラします。
というのも…作家によっては作品を細切れにして安い値段で販売しているからです。
そうすると当然同じ作品で1つのストーリーが20分割されてます。
値段の安い順にすると…1ページの表示は30冊で固定なので…多い場合には数ページ同じストーリーの表紙がズラズラと表示されます。
これ…表示面積の狭いスマートフォン用のアプリに対してのサービスとしては最低だと思う。
同じストーリーに関しては全部を1つに纏めて表示して、その表示を開くと中でシリーズが展開される…という形式にしないとダメなんじゃないかと…。
では…そういう作家を飛ばすためにも作家名順で表示させようとすると…何故か価格順と新着順はあるのですが作家名順は無いのです。
電子ブックサービスといえども…本屋なのに作家順のリスト表示が出来ないというのもダメですね。
検索で作家名を入れれば良いじゃないか…というのがアプリ開発をしたチームの考え方でしょう。
恐らく…本屋さんでウロウロと本を探す楽しみを知らない人なのでしょう。
雑誌も同じ。
同じ雑誌の別バージョン(例えば、最新版、先月版、先々月版など)がずらずらと表示されるのは使いづらいです。
より多くの書籍があるように見せかけるには良い方法かもしれないけど…使い勝手は悪いです。
使い勝手が悪いとユーザーは次第に去って行ってしまいますよぉ。
本を読むことが好きな人を対象にするサービスなら、本を読むのが好きな方がアプリ開発しないとうまくいかない…と思います。
少なくとも素直に意見を言ってくれるテスターは必要でしょう。
現在のGalapagosストアは本に興味のない人が作ったインターフェースのように思われてなりません。
ゲームに興味のない人が開発した教育的な知識クイズゲームのような感じです。
人気が出ないで売れそうにない…つまり普及しそうにない…と感じました。
さて…書籍を探したりするためのサービスについては、とてもじゃないけど…優れているとは言えない状況が把握できたところで…何冊か本を購入してみました。
電子書籍の値段
電子ブックの価格…高いです。
だって、紙の本なら10年後も読めるけど…3台までの使用制限のかかっているGalapagosの電子ブック…10年後に読める可能性…かなり低いです。
ちなみに高校生や大学生の頃に買った雑誌や本もまだ実家に保存してあって…時々読みますが…電子ブックは無理そうですよね。
スマートフォンだと落として壊れたりして買い替えることもあるだろうし…。
値段は紙の本の市販価格半値以下…私の感覚だと30~40%ぐらいじゃないと…。
今の価格で小説や雑誌を売りたいなら…使用台数制限を解除しないと駄目です。
だって…3台までの使用制限がある…ということはユーザーからすると…。
・ 本は数年間での読み捨て
・ 10~20年後に読みたいときは再購入
だったら紙の本の価格の8~9割は高過ぎというか…欲張り過ぎの値段でしょう。
この辺りは朝日新聞や日経新聞の電子配信サービスは良く考えられています。
どうすると読みやすくなるか…どうやったらお金を払ってそのサービスを使ってもらえるのか…をきちんと考えテストをしてからサービスを開始していると感じます。
DVDも保有していれば何回も見ることが可能です。
レンタルDVDやCATVのVODはその日とか1週間とかの期限付きな代わりに値段が安いです。
読み捨て感覚で考えると…DVDの例だと…新作だと1日レンタルで10分の1、旧作だと1週間レンタルで10分の1の値段。
まぁ…電子ブックの場合には1週間よりは長く楽しめるので3分の1~5分の1程度の値段が適当です。
今後も台数制限をかけてのサービス=読み捨て感覚のサービスを行うなら…値段調整も必要でしょう。
特に雑誌は紙の本よりも読みづらいのだから…かなり値段を下げないと購入する人は増えない気がします。
代金の支払
クレジットカード決済…とても印象が良いです。
決済プロセスの部分はかなり時間をかけて作りこんだ感じがします。
1回クレジットカードで決済をすると、次回も同じクレジットカードで決済をすることがデフォルトで出来ます。
違うカードでの決済をしたくても…もちろん出来るようになっています。
その流れもスムーズです。
この辺り…クレジットカードと紐付けをした初期の電子ブックサービスから学んだんでしょうね。
クレジットカードを落とした時に再発行したことがありますが…クレジットカード番号って変わることありますよね。
そのカードをキャンセルする…ということもあるし…。
クレジットカードでの支払いプロセスはかなりこなれていました。
時間と費用をかけてシステム開発したのが分かります。
しか~し!!!
1冊の決済が終了すると…ホーム画面に戻る???
いやいや…今買った本の直前に表示していたリストに戻りたい…と普通は思うんじゃないでしょうか。
ホーム画面からリスト表示を繰り返し…また直前までに見ていたリストまで辿りつけ…ということなのかな…。
いやはや…使いにくいですよ…これでは…。
仕様書が悪いのか、プログラムを書いたチームが悪いのかは知りませんが…最後にユーザビリティテストをしなかったのでしょう…。
少なくとも…本が好きな人に使ってもらう…ということをしなかったように思います。
カートに入れればいいじゃないか…という声も聞こえてきそうですが。
気軽に買える…という衝動買い的な消費者行動にも対応しないとダメだと私は思います。
本屋さんで精算を済ませてから…あ…この本も面白そう…と再びレジに…という経験はないのかな…。
私はありますよ。
まぁ…ビジネスチャンスを逃したいならそれはそれで良いですけど…。
読書体験
さて、無料の本・雑誌と有料の本・雑誌を入手して読んでみました。
なんじゃこりゃ…!?
特に雑誌…。
雑誌を拡大表示して読んでいて次のページに移ると…拡大表示がキャンセルされます。
…で…拡大表示にして読む…で…次ページに行くとキャンセル…なんていうことの繰り返し。
複数ページにまたがっている記事を読む時に不便です。
雑誌では何ページにも渡って記事が続いていることがあるの知らないのかな…。
ページを捲るたびに拡大がキャンセルされてしまったら読みにくくて堪りません。
雑誌では写真とテキストがあり…テキストの分量の少なめのページもあるので…拡大がキャンセルされると毎回拡大作業をしないといけないのが面倒です。
写真を見たいときと記事の文章を読みたいときがある…という雑誌を読む人の行動パターンが全く分かってないなぁ…。
Galapagosで購入した本はGalapagosのアプリでしか読めないのでアプリの使い勝手が悪いのは致命的です。
もっとユーザーを増やしたいならアプリの使い勝手を良くするか、他のビューワーでの閲覧を許可するかのどちらかが必要だと思います。
あ…普通の小説は読みやすいです…。
字が大きくできたり…ページ捲りも滑らかだし…電車の中で読んだりするにも使いやすいです。でも…まとめて10ページや20ページ前まで戻りたい…というときには1ページづつ捲らなきゃいけないのは何とかしてほしいな。
推理小説などでは、前に書いてあったことを読み返すことが多いのを知らないのだろうか…。
このまとめて捲る使い勝手を別にすると、小説での問題はというと…値段と台数制限と管理可能最大冊数の関係が問題。
値段と台数制限については既に書いたのでここでは管理可能最大冊数についてです。
アプリのブックシェルフは雑誌・本を合わせて100冊までしか最近読んだ本、お気に入りのそれぞれで管理出来ません。
新着とお勧めは50冊づつあるようです。
お勧めは単に押し付けみたいなものなのだし新着も新しく買った本のことなので管理…というのとは違います。
管理…という観点からすると最近読んだ本とお気に入りでの管理になるでしょう。
本が好きな人ならこの冊数1年でオーバーします。
特に1つのストーリーが20冊とか40冊に分割してある小説を読む場合には1カ月もしないで100冊を超えてしまうでしょう。
やはり読み捨て用サービスとして考えているのかな…。
だとしたら…作家の人と相談して値段を安くしてもらわないと…と思うのは変でしょうかねぇ。
電子ブックには嵩張らない利点はあるのですが…この許容量だと数年…本を読む人なら1年以内でも容量オーバーしてしまいそうです。
ちなみに…Kindleは端末に収納できるのは3,500冊…。
これなら1年は確実に大丈夫です。
本好きに売るデバイスならこれぐらいじゃないと…。
容量だけではなく…Kindle自体は100~140ドルぐらい…と…スマートフォンよりもかなり安いです。
通信費は全部Amazon持ちなので…トータルコストは比較にならないぐらいですね。
日本にKindleが進出してきたら…とシャープやソニーは考えてないのかなぁ…。
さて、GalapagosをLYNX 3D (SH-03C)で使う…ということに話を戻しましょう。
Galapagosのサービス(値段&使い勝手)なら…小説は紙で買うのが賢明です。
でも値段が安いのもあるので…まぁ…もうちょっとGalapagosと付き合ってみます。
最後に…イオン/日本無線b-mobileプラン・Aに加入している方のみのことですが、ダウンロードかなり時間かかります。
最初時間がかかり過ぎて待ちきれませんでした。
で…ブロードバンド接続の無線LANにWiFi接続しダウンロードしました。
次はKindle for Androidについて試してみます。
シャープ ガラパゴス
http://sharpgalapagos.jp/
シャープ LYNX 3D SH-03C
http://www.sharp.co.jp/products/sh03c/
Amazon Kindle
http://www.amazon.com/dp/B002Y27P3M/?tag=gocous-20&hvadid;=5729120357&ref;=pd_sl_cazfqv6ny_e
Galapagos for Android
http://gpservices.sharp.co.jp/smartphone/
Galapagos Q&A
http://www.sharp.co.jp/support/mediatablet/faq_06.html#Q6-15
日本は既に社会主義…
インド生まれの経済学者による社会主義の定義だと…既に日本は社会主義国家だ…。だから、国民が望むことを政治家が行わないわけだ…。
だから…こんなのもあるわけだな…。
自民党も民主党も…政治家は国民が何を望んでいるのか分かっているのかな。
首相を換えてほしい…という前に、今の頼りない首相のままでも良いからさっさと法案を審議して通し…復興・復旧に全力を傾けて欲しい…と私は思う。
私の周りの人と話しても、首相を辞めさせることに時間を使っている場合じゃない…と多くは言うのだが…政治家達…いやマスコミは首相がいけないから上手くいかない…と言う。
いやいや…誰が首相であっても政治家が優秀なのが揃っていれば物事は進むと思う。
だって日本は大統領制を採用していないんだから…。
マスコミの報道を見る限りでは、自分の派閥から、もしくは自分が首相の座を…とか、野党から与党へとか…という自分の利益ばかりを考える利己主義的な政治家が多いように思う。
国民のことを真剣に考える利他主義的な政治家であれば…首相をどうやって辞めさせよう…なんてことに時間を使っている余裕はこの時期ないはずだと私は考えるのだけど…。
やはり…日本は社会主義の国なのかな…。
インド生まれの経済学者、ジャグディシュ・バグワティ氏に拠ると社会主義とは次のような状態のことを言うらしい。
「…コネや金のある者のみが行列に並ばないでも良いシステム…」
被災地の状況を見ると…コネや金のある人達は行列に並ばないでどこかに住まうところや仕事を見つけている…のではないでしょうか。
コネやお金が無い人にもちゃんと行政の手は差し伸べられているのでしょうか。
国ではなくボランティアや企業の好意で何とかなっている部分が多くないでしょうか。
収入が多い時期、少ない時期、人生にはイロイロあります。でも、収入が多い時期から急に少ない時期が来ると…あぁ…日本の政府は助けてくれないんだなぁ…というのが身に沁みます。
リーマンショック後にそういう状況に陥ったので、これは実感です。
被災された方々は時間が経ったら日本の政府に助けられた…と思うでしょうか?
地方政府、警察・消防・自衛隊などの隊員、ボランティアの方々には救われた…という思いを抱くでしょう。
今のような国会運営をしているようでは、国会議員は災害をネタに自分に有利に物事を運ぶことしか頭にない行動をしていた…と記憶に残るのではないでしょうか。
この時期国会議員をしていて…出来ることは多い…と…私は思います。
自分の党、自分のポジションなんていうことを省みずに国民のために働いている政治家こそが将来の選挙で再選されるのだ…ということを、特に各党の偉い立場にいる政治家の方々には良く考えていただきたい…。
日本経済新聞社
「グローバリゼーションを擁護する」
ジャグディシュ・バグワティ 著
鈴木主税・桃井緑美子 訳
2,415円
イオン/日本無線 b-mobile SIMとdocomo LYNX 3(シャープ SH-03C)の組み合わせ
何日か使ってみました。
Android携帯電話についての感想です。
あ…現状では電話が出来ないのでAndroid携帯端末ですね。
この色気に入ってます。
が…完成度はまだイマイチ…と思います。
もっと長く使えば印象も変わるかもしれないので…今のところの…ということで…数日使ってみての感想です。
まずは、あまり良くないところから…。
1:バッテリーの持ち
片道1時間の通勤で使用すると…帰宅する頃にはバッテリーなくなります。
ま…2時間ぐらいということかな…。
せめて…この倍の時間は持ってくれないかなぁ。
今年になって購入した4万円を切る14インチノートパソコンでさえ…もっとバッテリー持ちますからねぇ。
出来れば…容量を3倍ぐらいに増やした大容量バッテリーを対応リアカバーとセットで販売してくれるとオフ会のような外出時には嬉しいですね。
2:アップロードに失敗することがある
Androidのアプリから投稿に失敗すると、自分で書いた日記やコメントなどが失われてしまうのがダメなところです。
携帯メールからだと、twitter, mixi, Facebook のいずれも安定して投稿できます。 しかも…携帯メールからの投稿だと失敗しても、もう一度送信するだけでちゃんと投稿が出来るから確実な感じがします。
ま…これはアプリのプログラミングがこなれてないからだと思うので、アップデートやバージョンアップで解決するのではないかと思っているところです。
アプリの成熟度合いが上がってくると、こういうエラートラップというかユーザーが不自由だな…と思っている部分は徐々になくなっていくことでしょう。
Androidのアプリって…作るの難しいのかな…。
なんとなく自分の作ったアプリを携帯端末で動かしてみたいような気がしてきました。
3:速度(通信&動作)
通信速度…イオン限定サービス b-mobileSIM プラン・Aは元々スピード上限が100kbpsと制限されているので仕方ないことです。
新聞を読むアプリやSNS系のアプリを使っている時には…まぁなんとかOKです。
普通のWEBサイトを観るときに遅さを感じます。
だから…デザリングを行うためにこのプラン・Aを使うのはお勧めできないです。
実際にやってみた訳じゃあないですが…無線LANで接続してこのスピード…う~ん、かなり忍耐力のある人にしか我慢できないと思います。
YouTubeもアプリを使うと…まぁ…OKな動画もあります。
が…やはりダメな動画もあります。
あまり…外出先でYouTubeを使わない…というか地下鉄の中だと駅間では通信が途切れるので使えないので、元々そんなに使用しないので問題ないですけど…。
動画をバンバン外出時でも使いたい人だとNGなスピードでしょう。
画像付きの投稿をする時や新聞のデータアップデートを受けるときには…あ~、スピードの制限がある遅い契約なんだな…と感じます。
それでも…データがダウンロードされてしまえばサクサク動くので問題ないです。
動作速度…はアプリを単一で起動しているとどのアプリも全く問題ないスピードで動くし、入力に対する反応もストレスが無いです。
でも…複数アプリを立ち上げると…安定度合いがあるときにガクンと落ちます。
どんな風に落ちるか…というと音楽を再生していると突然止まります。
音楽ファイルがあるフォルダーを開けても再生不能になったりしました。
あるアプリでは通信中から復帰しないように見える状態になりました。
どの程度のところで性能がガタ落ちするかははっきりと掴んでいません。
今まで使った感じだと…感覚的にはバックグラウンドでアプリが3~4つ動いていると不安定な動作をするように思います。
では…今度は良いところ…。
1)アプリ
いろいろなアプリがあるので便利です。
ただ…10年前のPCと同じ感じ…。
10年前にはフリーソフトが溢れていて似ているソフトがいっぱいありました。で…多くはどれも機能的にイマイチだった感じだった状況に似てると思うんですよ。
Androidでもなんだかデジャブのような感じがしてます。
似たようなアプリがいっぱいあるためいろいろ試す楽しみはあるけど…この作業を面倒と思う人にはNGかも…。
私には楽しいです!
ゲームをする人にはゲームも楽しいのかもしれないです。
無料ゲームもいっぱいありますよ!
私はPSPでは遊ぶけど…Android端末ではゲーム気分ではないですねぇ…何故でしょう…。
あの…PSPのボタンが無いとダメなのかな…。
2)画面 画面が大きいのでWebページや画像が見やすくて良いです。
これは3)の項目にも繋がる部分なんですが、綺麗な画像表示が出来る…というのはひとつの性能ですよねぇ。
でも…過大な期待は禁物…。
普通のPC用Webページは携帯端末で見るのは無理がある…というのは、以前W-Zero3を使用していた時に体験したことです。
今回も普通のPC用Webページを見ると…やはり画面が小さい。
拡大・縮小が以前よりも簡単に出来るようになっているので…まぁ…使えますが…快適と言えるレベルとは程遠いように感じました。
当然画面が大きいということは携帯端末の大きさも大きくなるし…重くなります。
(もちろんバッテリー消費も多くなりますね…。)
私の場合には、携帯電話を別に持っているということもあり、Web閲覧やアプリ使用以外の時は鞄に入れっぱなしなので、大きさや重さはあまり気にならないかな…。
だ・か・ら…大容量バッテリー&リアカバーを発売して欲しいなぁ…。
(ん…しつこい…?!)
3)マルチメディアプレーヤー
音楽をボン!と入れてみました。
WindowsMediaPlayerに登録してある200枚程度のアルバムを試しに入れて聴いてみています。
携帯電話のミュージックプレーヤーよりも音が良いです。
比較してはかわいそうな位…携帯電話の音楽再生能力は低いです。
使っている機種が悪いのかもしれないので、他の携帯電話だと違うのかもしれません。
普通のヘッドフォンジャックをそのまま本体に挿せるのも良いですね。携帯だと変換ケーブルが必要なんですよねぇ。
変換ケーブルが必要な携帯よりも断然便利です。
実はこれ…Android端末を購入する時に確認したポイントでした。
でも…標準の音楽プレーヤーがなんだかショボイ感じなのがイマイチかな…。
この辺りはアプリを検索して自分好みのを探せば良いことなんだろう…と思ってます。
動画はプレインストールのしか観てないです。
でも…でも…動画プレーヤーとしてもなかなか良いです。
画面の発色も良いし…これなら好きな映画を圧縮して持ち歩こうかな…とちょっと思いました。
以前、ミュージックプレーヤーで動画再生が出来る…というのでお気に入りの映画を圧縮して入れてみたのです。
その時は画面が小さくてとてもじゃないけど見てられない感じでした。
もしかしたら4インチ前後のスクリーンサイズは動画を観ることの出来る最低限のサイズなのかもしれません。
このミュージックプレーヤーは音がすっきりとクリアで好きな音だったのでスペアとしてもうひとつ買うぐらい気に入っているのです。
でも…画像は駄目だな。
また…Android端末でトライしてみようかな…。
画像もこれまでの携帯電話よりも見やすいです。
携帯電話よりも画像処理スピードは格段に速いので快適です。
まだそんなに画像を溜め込んでいないので画像が多くなったときはどうなのかな…と思うところはあります。
でも…それもアプリを探せばなんとかなるのでは…と勝手に思ってます。
4)通信料金
ドコモへ払う通信料金…高いなぁ…と思っていたのでGW明けから…メールと通話以外は使わない…つまりWEBページを見たりしない…ということにしてみました。
すると以前よりも通信料金が激減!
当たり前です…。
でも…WEBに接続しないと乗換案内や天気予報でさえ十分に見られません。
…まぁ…困りはしないけど…ちょっと不便な感じ…。
で…イオン限定サービス b-mobileSIM プラン・A。
このプラン・A…月々980円の定額料金です。
スピードの制限が上限100kbpsというのがあるのが最初は気になってました。
でも…実際使ってみると私の使い方だと問題ありません。
ということで…毎月何千円かの通信量節約になりそうです。
月何千円か…ということは年間何万円か…ということなので…この差額で毎年Android端末を買えるかも…。
さて…こういうスマートフォンは電車の中で使っている人を見ると、ケースを付けて使っている人が圧倒的に多いです。
実際に使ってみると…Android携帯端末…ケースを付けない方が使いやすいです。
フリックやスワイプ(指を画面上で滑らせて操作する時のこと)時にケースが邪魔です。
LYNX 3Dを購入した時に、透明なハードプラスチックケースだとLYNX 3Dの綺麗な色が楽しめるのですが…落とした時の衝撃吸収はあまり期待できないなぁ…とシリコンケースを購入しました。
でも…使いにくいので…携帯電話だってケースに入れないんだから…ということで鞄に入れている時以外…つまり使っている時にはケースを外すことにしました。
ということで…使用して数日の感想です。
スマートフォンの実験
以前、スマートフォンの走りみたいな端末を使っていたことがあります。
外出先でも普段通りにWebページを見ることが出来る…というのに惹かれました。
実際に使ってみるとWebページはPCでの閲覧を前提に作られているので小さな画面では見づらく、使いにくかったので1年程いろいろと試してから携帯に戻りました。携帯の小さな画面に最適化されているWebページやアプリが提供されているWebサービスだと携帯電話からの方が使い勝手が良かったからです。
携帯電話には携帯電話の良さがあるのですが…、携帯電話は何かと制約が多いのも事実…。
以前のように携帯の他にもうひとつ小型のスマートフォンを持とうかな…とも思いました。でも通信料金を考えると…ん~、高くない?
という感じ…。
PCを持ち歩くことを厭わなければ、WiMax接続でPCを使う方がスマートフォンよりも快適そうな感じです。実家にバスで行くときなんかはバスの中でPCを広げてWiMax接続でインターネットを普段通りに使ったりしてます。
ところが…こんな通信サービスがあるのを最近ニュースで目にしました。
イオン&日本通信、月額980円で使い放題。
学生じゃないので四六時中使っている訳でもないことを考えると、このサービス程度の値段だったら出しても良いかな…という感触です。
スマートフォンをこのサービスで使ってドコモのiモードでのWeb閲覧をあまりしなくなるのであればトータルのコストはこちらの方が安いかもしれません。
スマートフォンの本体価格を考えてもそれほど長い間使わなくても元が取れてしまう可能性大です。
ただスピードは上限が100kbpsと制限がかかっています。
スマートフォンで使うと…結構イライラするかな…。
まぁ…使ってみないと分かりません。
先日…車で出かけたらイオンの横を通ったので…気になって店内に入ってみると…売ってました…。
契約時に3150円の料金がかかり、免許証を提示し通常の携帯と同様に契約をしました。
でも…スマートフォン…持ってない…。
翌週に買いに行こう…と思ってました。
が…台風接近で雨が降っていて風も強かったです。
どういう訳か会社を出るときには傘が毎日要らない程度まで雨が上がっていました。
会社帰りにびしょ濡れになるのは嫌だったので…台風が過ぎ去ってから買いに行くことにしました。
早く帰った日はネットでどの端末にするか検索していたので…選ぶのに楽しい時間を過ごしましたけど…。
候補はExperia、LYNXといったところです。
で…台風が去ってから秋葉原に出かけました。
値段と性能を考えて…ドコモのLYNX 3D (SH-03C)というシャープ製のスマートフォンにしました。まだ…ドコモショップで売っている現役機なのですが…Androidのバージョンが2.1ということで値段が安くなっているようです。
今のところバージョンアップは2.2までしかできないようですが…私の用途にはそれでも十分です。
値段は1万5千円を切っていました。
使ってみてまだ2日…。
使ってみたら100kbpsのスピードでも問題ないです。小型のスマートフォンに最適化されているページも多くなっているからでしょう。
Facebook、mixi、twitter、朝日新聞デジタル、日経新聞Web刊、YouTube…と試してみました。
全く問題ないです。
自宅で無線LANに繋いで12Mbpsのサービスに繋いでいる時と、会社の往復でイオン&日本無線(b-mobile)の100Kbpsで繋いでいる時で差はそれほど感じられませんでした。
おそらく、上記のサービスはそれぞれAndroid(アンドロイド)用のアプリで使っているからだと思います。
普通のWebサイトもブラウザでアクセスしてみました。
以前、W-Zero3を使っていたときと同じで字が小さくて読めません。これじゃぁ…普段は使いづらくて仕方ないです。
W-Zeoro3の時と違うのはアプリが多数出ていて、直接Webページを見に行く不便さをカバーしていることです。
2日使って…通信費削減実験のアイデアが具体化しました。
通信費を来月から激安にすること為の実験を行ってみようと考えています。
ま…この夏のお楽しみ課題ですね。
前例…ってあるのが普通なのかな…
マスコミが好きな言葉に「前例がない」というのがあります。
文学系の誰かが研究したことをなぞらえる勉強だけをしてきた方々にとっては前例があるのが普通なのでしょう。しかし、理系や経済系の学部では前例があることをやっていても価値はあまりないのです。
企業経営に於いては前例があることをやっていると儲かりません。労務管理やルーチンワークは前例に従って黙々とこなす部分が多いのも確かですが、経営者は作業者ではありません。
政治も世界情勢が今と全く同じ、国内情勢が現在と同じ…なんて時期今までにありませんし、これからも常に今までとは異なる状況の中での国家運営が必要です。だとしたら、前例がない…というのは当たり前のことで別に特殊な状態ではないということは簡単に分かることです。
ということで、経営も政治も前例がないところを進んでいくのが経営者であり政治家だと思ってます。
だから、前例がない…なんてことを言っている人は政治家向きじゃないのでさっさと辞めてください。政治の世界で前例がある事象なんてそう多くはないです。もっと現実的な思考を持っていないとダメですよね。
同様に「前例がない」ということがいかにも特殊なことのように書いたり話したりしているマスコミの方々も、報道関係に携わっている責務をちゃんと理解しているのでしょうか。「前例がない」というのは異常なことではなくて正常なことだ…ということを理解して、読者や視聴者に伝えようとしているのでしょうか。
なにやら…政治家に良いように扱われていて、政治家同様に国民の信頼を失っているのが今のテレビ局や新聞社のように感じられてなりません。
「前例がない…」という言葉を使った時には…なにか特別なことを成し遂げたような気分になるのかもしれません。
政治家の視点とマスコミ
マスコミは政治家に迎合するものなのだな…と最近より強く思うようになった。
というのも、首相の進退がはっきりしないから児童に対する補助、いわゆる子ども手当であったり、喫緊を要する社会福祉費用増加に対応する税収確保に関する法案の審議が遅れるとか…与野党での協議が進まない…などというのを当たり前のように書いたり、放送するからだ。
国民のことを第一義に考えれば、毎年のように変わっている首相が誰であるか、どの政権であるのかに関わらず社会福祉の方針について検討し、その財源を確保することについての法案を相談し検討して法案設立まで持っていくのが政治家の責務であると思う。
それなのに誰が頭になるのか…ということで自分の本来業務を放り出しているように見える。
会社で社長交代のゴタゴタがあるからと言って、本来業務を放り出して、経営陣の混乱があるので新製品開発が出来ませんなどということは通用しない。というか、そういう会社は淘汰されてしまう。
同じことを政治家に関して言えば、政治家として淘汰されてしかるべき人たちが政治家になっているのがマスコミを通じて世間に報道されているということだ。だから…政治家の言うことなんて何の重みもなく、多くの国民がその発言を信用しないのだ…ということを与党、野党の執行部に居る人たちは考えたことはあるのだろうか?
恐らくそんなことは考えないで、自分の陣地、自分の地位、自分の派閥の力、自分の党の勢力をより強固にすることだけを考えているように報道を見ると感じてしまう。このままでは、まともな考え方をしている企業や企業家、そして税収の面で特に重要な収入の多い人や財産を持っている人が日本を離れていくのではないかと心配。
政治家は首相が…という言い訳はさっさとやめて、統率力が無いという首相なのであればなおさら政治家が与党・野党を問わず法案をどんどん相談して決議して進めていった方が、首相がむにゃむにゃ…という言い訳をするよりも良いです。
国民は上司が頼りないので仕事が出来ない…という言い訳を聞いても、その言い訳を言っている人の評価を上げません。上司が頼りないので私がやります…という行動力のある政治家を求めています。
能力を持っていてしかもその能力を震災で傷んだ経済・人心・地域の為に十分発揮できる人が次の首相になる候補ではないか…と思います。