Android…我慢出来ないっ!
スマートフォンは毎月の使用料を節約するために、ドコモのMVNOを利用しています。
月額固定料金で500円~3000円なので各社(docomo、au、SoftBank)のスマホ用通信プランよりも安いです。月額使用料の違いは主に通信スピードの違いです。
さて、通勤で電子書籍を読んでいると…、画面サイズが4インチでは画面が狭くては頻繁なページ送りが必要です。特に、前に出てきた箇所を探すときには…何回スワイプが必要なんだ…という感じ…。
7インチだと、その煩雑さはないものの、手が小さい私には通勤中の乗り換えで持って歩くには少々大きいし、洋服のポケットにスルリとしまえるサイズでもありません。
MVNOでのスマートフォン使用について知人に相談を受け、docomo SC-04D のセットアップを2回行ったことがありました。その時の印象が良かったことと、最近アンドロイドのバージョンが4.2にアップグレード出来ることが案内されたことで…ついに我慢の限界…。
買っちゃいました。
昨晩、基本的な設定終了。
早速、今日の外出に持ち歩いています。いやぁ、このサイズ…外出時に書籍を読むのにはちょうど良いです。
今のところSIMカードを入れてないので、外出時にメールチェックやWeb閲覧などは出来ません。
そういうのはSUICAやEdy機能もある4インチ液晶の docomo SH-12C でこれまで通りに行う予定。
SIMカード:携帯電話会社の通信網を使ったモバイル通信に必要なカード。これがなくてもスマホはWi-Fiで無線LANでの通信が可能です。
電子ブック…追加情報
更に何冊かそれぞれのサービスで購入してみました。
BookLive!いいじゃないの!
文字の大きさや縦書き横書きが変更出来る書籍もありました。
というか、そちらが主流のようです。
eBookJapan は漫画がメインなので何冊か小説を買ったけどどれも画像スキャンなのはしょうがないのかな…。
BookLive!なら漫画も購入できるし…小説も文字の大きさを変えて読むことも可能なので、Kindleの日本語対応が出来るまでは BookLive!かな。
という訳で、最近は連日BookLive!で本を買って、Lenovo IdeaPad A1かdocomo の スマホ (F-12C)
で読んでます。
本で鞄が重くならないの…最高!
それにしても電子書籍のサービスが複数あって同じ本を売っていると、どのサービスでどの本を購入したのかそのうち分からなくなりそう。
本をあまり買わない人ならそれでも良いけど、イッパイ買う人には不便。
紙から電子に移行したのに、本を探すのが不便って変ですよね。
誰か…複数のサービスを横断的に書籍ライブラリの構築が出来るようなアプリを作ってくれないかな…。
電子ブック…ダメかも
日本の電子書籍…このままでは離陸しないかもしれないです。
売っている人も、出版社も書籍の電子化の利便性…分かってないです。
何冊か買って読んでみました。
小説も漫画と同じ扱いなのにビックリしました。
つまり…本のスキャンデータに過ぎないのです。
電子ブックだからこそデバイスに寄るスクリーンサイズの違いに応じてフォントのサイズを変えられる…というのが便利な点のひとつなのがまるで分かってない。
docomo F-12C で読むと…小さくて読みにくくなってしまう本が多い。
でも…文字の拡大は出来なくてページの拡大なので一行読むのに上下にスクロールしなきゃいけなくて読みにくい!
Lenovo IdeaPad Tablet A1 だと同じ書籍データでも文庫本からスキャンイメージを起こしているのかちょうど良い感じ。
この Lenovo IdeaPad Tablet A1、読書用タブレットとして気に入ってます。
ネットの評価はゲーマーの方々が行っている場合が多いようですね。
だからか評価が低いです。
でも…読書用だったら、バッテリーの持ちも良いし大きさ手頃で値段も安いのでお勧めです!
あ…脱線してしまった…。(笑)
電子書籍…いろいろなデバイスで読むことを前提に考えないとダメです。
コレまでの紙の書籍のように、この大きさのデバイスだったら…なんて前もって大きさを決めておくなんていうのはデジタル革命が起こる前の発想だと思います。
だって…デバイスによって読みやすい、読みにくい…って変じゃないですか?
電子デバイスの良いところは文字データをイメージではなくキャラクターデータ(文字情報)として扱い、デバイスに応じて読みやすい大きさに変化させられることです。
つまりスキャンイメージから文字情報へと販売物を変える必要があるということなんだけど…なかなか日本の出版業界の人には分かってもらえてないようです。
ネットに掲載されている出版業界の方々の問題意識もこの点にあまりフォーカスが当たっていないようです。
これじゃあ…目が悪い人が拡大鏡を使いながら読んでいるような状態で…電子化した利点が感じられません。
視力が落ちている人にとっても使いやすい電子書籍とはフォントのサイズが自由に変更できることじゃないでしょうか。
このサービスを見ると出版社は自分達の利益を優先させてユーザーの利便性に目をつぶっているのが分かります。
WANTSを制する者がビジネスで勝つのです。
目の前の利益を追いかけていない青空文庫を試してみると良く分かります。
こちらは文字の大きさを変えられるので電子書籍として使いやすいです。
iPhone、iPad、Android の各端末用のアプリがあるので青空文庫で検索してみてください。
もちろんパソコンからも読めます。
アマゾンも使いやすいからアメリカの電子書籍競争でトップを走っている…ということが、再販価格制度に守られている日本の出版社には分からないのでしょう。
ちなみにアマゾンの書籍は文字データで提供されているのでフォントサイズの拡大縮小も自由に出来ます。
競争に勝つには、顧客(ユーザー)を満足させることが重要で目先の利益を追いかけることではない…ということ誰か出版社に教えてあげてください!
このままじゃ…キンドルに負けるよっ!…って!!
参考; 電子ブックで使ってみたのはこちら。
注)GALAPAGOS は docomo F-12C では使えません。
(2012年7月30日現在)
文章内の商品名は amazon.co.jp アマゾン へのリンクが貼ってあります。