iPhone4S と Windows98 の関係性
10月5日に新しいiPhoneが発表されました。
日本では14日からソフトバンクとauから発売が開始される予定です。
今日そのiPhoneを作り上げたスティーブ・ジョブス氏が死去した…というニュースも入ってきました。
新しいiPhoneが発表された直後のことでした。
ご冥福をお祈りいたします。
さて…このiPhone4S…なんとなくWindows98のような存在かな…と感じています。
Windowsは発表当初はそれほど盛り上がらなくて旧来のDOSが使われていました。
Windows3.0が出てから人気が出てきて、Windows95(Ver.4)になって爆発的な人気が出たパソコン用のOS(オペレーションシステム)です。
そのWindows95の改良版であり、次バージョンまでの繋ぎとして登場したのがWindows98でした。
このWindows98は多くのWindows95で散見されていたトラブルが解消されていたのを記憶しています。
大爆発とでもいう勢いで広まったWindowsXPがWindows98の後に世に出たのです。
次バージョンのVista、さらに次々バージョンのWindows7が登場した後でもWindowsXPは広く使われています。
iPhoneはどうでしょう…。
3世代目のiPhone3から人気が出てきて、iPhone4(Ver.4)になって爆発的に人気が出ているように思います。
その改良版がiPhone4Sだとすると…次バージョンのiPhone5はWindowsXPのように大爆発といってよい普及をするモデルになる可能性もあるかもしれません。
実際、パソコンを使ったアクティベーションといった携帯電話としては不便な部分をiPhone4Sでは解消してきています。
ここは重要なポイントで、音楽プレーヤーであるiPodに通話機能を付け加えた…というiPhoneの商品性を大きく変えてきている部分です。
だから、iPhone5ではこれまで以上に単独で存在が可能な携帯端末機器へと進化するのではないかと期待しています。
これはアンドロイド端末との競争による良い進化ではないかと感じています。
アンドロイド携帯端末はグーグルの提供するメールサービスのメールアドレスがアクティベーションに必要です。
(アクティベーション:初期起動作業)
もし、グーグルのメールアドレスを持っていなくても端末を最初に起動したときにメールアドレス作成が可能でパソコンを持っている必要性はありません。
アップルもiPhoneアクティベーション時にパソコンを使うことの不便さに気が付いたのでしょう。
Windows95でOS/2と競い機能を拡充し、Windows98、WindowsXPを開発した当時のマイクロソフトとiPhone4でアンドロイドと競いiPhone4Sを開発したアップルがダブって見えるのは気のせいなのでしょうか…。