脱・反原発活動 その2
脱・反原発活動が盛り上がらないのはなんでだろう?
3つの大きな原因があると思います。
(1)言葉遣いが適切ではない
(2)冷静な判断欠如
(3)行動のタイミングや対象がズレて
人前でプレゼンテーションを行ったり、セールスをするときに何が必要でしょうか?
つまり、相手に自分の意見を受け入れて貰うために何が必要か…ということです。 本当に話の内容だけで相手に伝わるのであれば営業の人はカジュアルな洋服でも大丈夫、成績が良いはずです。
でも…成績優秀な営業の人はきちんとしたビジネス系の身なりをした人ばかりです。
人に信用して貰うには信頼されるに足る外見が必要なのです。
外見よりも中身が重要だ、と主張する人もいます。 ビジネスに置き換えてみると、営業をする人の見た目、髪型や洋服なんかよりも、話している内容の方が重要だ、ということになります。
考え方は分かりますが、現実はそのようには動いていません。
人間の心理は外見でまず人を判断し、それから話を聞くようになっているようです。 いろいろな研究が今までになされてますが、いずれも相手に伝えている内容に関しては外見が7~8割の重要度を持っていると結論づけています。
話し方、プレゼンの資料、話の内容、といったものは2~3割なのです。
では、ネットではどうでしょう。
外見…、つまりアバターや画像もあります。 でも普通はわざわざアバターや画像を見てから書き込みを読みません。 2chではそもそも文字だけだし…、ツイッターでも多くの人はまずは文字を読むのではないかと予想します。
とすると…、外見に相当するのが文章のトーン、言葉遣い、言葉の選び方、ということになるのではないでしょうか。
まだ、インターネットに相手への訴求に関して何が影響を大きく与えるのか、という研究に関しての論文や考察を読んではいません。 しかし、普通の対面での調査を流用するとかなり多くの部分が文体、つまり書きぶりにあると考えるのが自然ではないかと思っています。
ということで、分かりやすく平易で、乱暴ではない文章を心がけないと、あなたの意見は多くの人には受け入れられないですよ…ということです。
過激な文章や表現、汚い言葉は、そういったスタイルを好む少数の人にしか受け入れられないと思います。
脱・反原発を真剣に考えるのであれば、この程度のことクリアする努力をしてください。