更なるモバイルデバイス購入 その1
パソコンを持ち歩いてホテルで使う時に有線LANでの必要な場合があります。
ところが先日購入した lenovo X1 Carbon には有線LANポートはありません。
オプションでアタッチメントを売ってます。
でも、有線での接続なんてこの数年していないので不要だと思って優先LANアタッチメントの購入はしませんでした。
今回宿泊予定のホテルを確認してみたらロビーでは無線LAN が使えるようですが、客室では有線LAN ということらしい…。
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ということで、小型の無線LAN ルーターを入手しました。
右手前側に移っている黒い物体です。
左にあるSDカードと比べると大きさが分かりますが小さい!
電源供給はマイクロUSBポート、つまりスマートフォンで良く使われている電源供給と同じです。
100~240ボルトに対応しているACアダプタ付ルーターが3500円程で購入できます。
安いですねぇ。
この製品はロジテック製無線LANルーターでLAN-W300N/RSB
という機種になります。
通常も無線ルーターと比較すると性能は低いようで同時接続は3~4台までが推奨ということ。
普通の据置型無線ルーターは5台まで許容できることを考えると性能は概ね半分程度+α ということなのでしょうか…。
最近の据置型無線ルーターはネットワークを2つ構築して、同時接続が10台まで出来るのもあるので、そういうルーターと比べたら性能は25~30%程度、3~4分の1程度といった感じですね。
それにしても小さい!
有線LAN接続ポートと大きさを比べてもらえば分かると思いますが思いっきり小型。
旅行に持っていくには良いですね!
で…実際に使ってみました。
いやぁ…快適。
有線LANしかないようなホテルでは大活躍です。
ACアダプタでUSB給電が出来るので電子機器をいくつか持って歩くときには充電器も役に立ちます。ACアダプタが使えないような場所でもパソコンからUSB電源が取れるので便利ですね。
パソコン等を持って旅行に行くときにはお勧めの小型モバイルデバイスです。
ただいまそのLAN-W300N/RSBを実際に使った旅行の帰りの途中、空港での飛行機乗り換え待ちです。
電子ブック…ダメかも
日本の電子書籍…このままでは離陸しないかもしれないです。
売っている人も、出版社も書籍の電子化の利便性…分かってないです。
何冊か買って読んでみました。
小説も漫画と同じ扱いなのにビックリしました。
つまり…本のスキャンデータに過ぎないのです。
電子ブックだからこそデバイスに寄るスクリーンサイズの違いに応じてフォントのサイズを変えられる…というのが便利な点のひとつなのがまるで分かってない。
docomo F-12C で読むと…小さくて読みにくくなってしまう本が多い。
でも…文字の拡大は出来なくてページの拡大なので一行読むのに上下にスクロールしなきゃいけなくて読みにくい!
Lenovo IdeaPad Tablet A1 だと同じ書籍データでも文庫本からスキャンイメージを起こしているのかちょうど良い感じ。
この Lenovo IdeaPad Tablet A1、読書用タブレットとして気に入ってます。
ネットの評価はゲーマーの方々が行っている場合が多いようですね。
だからか評価が低いです。
でも…読書用だったら、バッテリーの持ちも良いし大きさ手頃で値段も安いのでお勧めです!
あ…脱線してしまった…。(笑)
電子書籍…いろいろなデバイスで読むことを前提に考えないとダメです。
コレまでの紙の書籍のように、この大きさのデバイスだったら…なんて前もって大きさを決めておくなんていうのはデジタル革命が起こる前の発想だと思います。
だって…デバイスによって読みやすい、読みにくい…って変じゃないですか?
電子デバイスの良いところは文字データをイメージではなくキャラクターデータ(文字情報)として扱い、デバイスに応じて読みやすい大きさに変化させられることです。
つまりスキャンイメージから文字情報へと販売物を変える必要があるということなんだけど…なかなか日本の出版業界の人には分かってもらえてないようです。
ネットに掲載されている出版業界の方々の問題意識もこの点にあまりフォーカスが当たっていないようです。
これじゃあ…目が悪い人が拡大鏡を使いながら読んでいるような状態で…電子化した利点が感じられません。
視力が落ちている人にとっても使いやすい電子書籍とはフォントのサイズが自由に変更できることじゃないでしょうか。
このサービスを見ると出版社は自分達の利益を優先させてユーザーの利便性に目をつぶっているのが分かります。
WANTSを制する者がビジネスで勝つのです。
目の前の利益を追いかけていない青空文庫を試してみると良く分かります。
こちらは文字の大きさを変えられるので電子書籍として使いやすいです。
iPhone、iPad、Android の各端末用のアプリがあるので青空文庫で検索してみてください。
もちろんパソコンからも読めます。
アマゾンも使いやすいからアメリカの電子書籍競争でトップを走っている…ということが、再販価格制度に守られている日本の出版社には分からないのでしょう。
ちなみにアマゾンの書籍は文字データで提供されているのでフォントサイズの拡大縮小も自由に出来ます。
競争に勝つには、顧客(ユーザー)を満足させることが重要で目先の利益を追いかけることではない…ということ誰か出版社に教えてあげてください!
このままじゃ…キンドルに負けるよっ!…って!!
参考; 電子ブックで使ってみたのはこちら。
注)GALAPAGOS は docomo F-12C では使えません。
(2012年7月30日現在)
文章内の商品名は amazon.co.jp アマゾン へのリンクが貼ってあります。