更なるモバイルデバイス購入 その3
画像にもうひとつ写っているのが今回のデバイス。
無線LANで撮影したデータをパソコンに飛ばせる…ことが出来ます。
前から知ってはいたのですが、そんなに便利なのかなぁ…と思って手を出さなかったのです。
値段がそこそこ高いということもありました。
今回デジカメを購入する時に値段を見てみたら…安くなってました。
で…これは計画外の衝動買い。
左側の小さいカードです。
形状はSDカードと同じ。
というよりもSDカードスロットに刺して使います。
撮影をしている最中は普通のデジカメと全く同じというか、通常のSDカードを刺しているのとなんら変わりはありません。
Eye-Fiがデジカメに刺さっていることが液晶上に表示されているだけです。
ホテルに帰ってパソコンを立ち上げ、デジカメの電源を入れてみると…。
おっ!
パソコンの画面右下に外出時に撮影した画像が次々と小さく表示され、自動的にパソコンに取り込まれていくのが見えます。
電源を入れるだけで何も操作する必要が無いです。
便利だ!
これはとても便利!
特に旅行に出たりしているときには何もしないで勝手にパソコンにデータが転送されるのは助かります。
シャワーを浴びていてもいいし、そのまま食事に出てもいいし、何もしないで自動的に…というのがミソです。
あ…使う前にEye-Fiに付属していたUSB接続の専用SDカードリーダーを使ってパソコンにソフトを入れて設定してます。
自動的に写真を保管するフォルダーを指定して、自動的にファイルをコピーする時の動作を設定します。
例えば、Eye-Fi カードのどの容量までは画像を消さないようにするなんていうことも設定できます。全く消さないとカードの容量いっぱいになると撮影が出来ません。まぁ、当然です。
全体の容量の70%に達したら自動的に古い写真から消す、という設定にすると便利です。
例えば、パソコンに保存してある画像であればEye-Fi カードの残り容量が30%を切ると自動的に古い画像を消して容量を確保してくれます。
今回入手したのは4Gバイトのカード です。
デジカメで撮影して、1回の外出で4Gバイトを使ったという経験はまだありません。だから、帰宅してパソコンに自動取り込みをしてしまえば全くカードの残り容量を気にすることなく使えるという便利さ!
しかも、画像のデジカメ CASIO EXILIM ZS-6 はバッテリーを本体から出さないでも充電が可能です。(前回の投稿:更なるモバイルデバイス購入 その2 をご覧ください。)
ということは、バッテリーとSDカードを入れている蓋を全く開けることなくデジカメを使い続けることが出来るということです。
充電が無線給電のQiだったら本当に本体と何も接続することなく使えることになりますね。
防水カメラなんかにはとても良さそうですね。
Eye-Fi カード、使ってみるととても便利。
かなりお勧めです。
電子ブック…ダメかも
日本の電子書籍…このままでは離陸しないかもしれないです。
売っている人も、出版社も書籍の電子化の利便性…分かってないです。
何冊か買って読んでみました。
小説も漫画と同じ扱いなのにビックリしました。
つまり…本のスキャンデータに過ぎないのです。
電子ブックだからこそデバイスに寄るスクリーンサイズの違いに応じてフォントのサイズを変えられる…というのが便利な点のひとつなのがまるで分かってない。
docomo F-12C で読むと…小さくて読みにくくなってしまう本が多い。
でも…文字の拡大は出来なくてページの拡大なので一行読むのに上下にスクロールしなきゃいけなくて読みにくい!
Lenovo IdeaPad Tablet A1 だと同じ書籍データでも文庫本からスキャンイメージを起こしているのかちょうど良い感じ。
この Lenovo IdeaPad Tablet A1、読書用タブレットとして気に入ってます。
ネットの評価はゲーマーの方々が行っている場合が多いようですね。
だからか評価が低いです。
でも…読書用だったら、バッテリーの持ちも良いし大きさ手頃で値段も安いのでお勧めです!
あ…脱線してしまった…。(笑)
電子書籍…いろいろなデバイスで読むことを前提に考えないとダメです。
コレまでの紙の書籍のように、この大きさのデバイスだったら…なんて前もって大きさを決めておくなんていうのはデジタル革命が起こる前の発想だと思います。
だって…デバイスによって読みやすい、読みにくい…って変じゃないですか?
電子デバイスの良いところは文字データをイメージではなくキャラクターデータ(文字情報)として扱い、デバイスに応じて読みやすい大きさに変化させられることです。
つまりスキャンイメージから文字情報へと販売物を変える必要があるということなんだけど…なかなか日本の出版業界の人には分かってもらえてないようです。
ネットに掲載されている出版業界の方々の問題意識もこの点にあまりフォーカスが当たっていないようです。
これじゃあ…目が悪い人が拡大鏡を使いながら読んでいるような状態で…電子化した利点が感じられません。
視力が落ちている人にとっても使いやすい電子書籍とはフォントのサイズが自由に変更できることじゃないでしょうか。
このサービスを見ると出版社は自分達の利益を優先させてユーザーの利便性に目をつぶっているのが分かります。
WANTSを制する者がビジネスで勝つのです。
目の前の利益を追いかけていない青空文庫を試してみると良く分かります。
こちらは文字の大きさを変えられるので電子書籍として使いやすいです。
iPhone、iPad、Android の各端末用のアプリがあるので青空文庫で検索してみてください。
もちろんパソコンからも読めます。
アマゾンも使いやすいからアメリカの電子書籍競争でトップを走っている…ということが、再販価格制度に守られている日本の出版社には分からないのでしょう。
ちなみにアマゾンの書籍は文字データで提供されているのでフォントサイズの拡大縮小も自由に出来ます。
競争に勝つには、顧客(ユーザー)を満足させることが重要で目先の利益を追いかけることではない…ということ誰か出版社に教えてあげてください!
このままじゃ…キンドルに負けるよっ!…って!!
参考; 電子ブックで使ってみたのはこちら。
注)GALAPAGOS は docomo F-12C では使えません。
(2012年7月30日現在)
文章内の商品名は amazon.co.jp アマゾン へのリンクが貼ってあります。