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小麦価格と強い危機感

NHKの番組で気になったことがありました。

小麦価格がここ数年上下動することによる弊害ということを話していました。 結論的にはタレントさんもアナウンサーも大学教授も安定的な価格になるような人為的なコントロールをするべきであって、自由経済化の受給に任せておく訳にはいかない…ということでした。

私はこの全員が同意する方針になんだかうさんくささを感じたので…ちょっと考えてみました。

結論は、もしかしてアンダーグラウンドな組織に資金提供をしたいということがどこかで動いているのかな…と言うことです。

例えば、小麦の価格が一定になったとしましょう。 その時に小麦農家はどのような行動を取るでしょう。

通常であれば出来るだけ高く売りたいのです。 でも価格統制されていると、その統制価格で買える商品は相当の品質の差がない限り、闇…つまり統制価格の外で買おうとしないでしょう。 また、もし買ったとしても真っ当なビジネスには使えないので、大きな需要を生むのは無理でしょう。 とすると、農家が売ることが出来る上限価格は統制価格になるということです。

下限価格も統制価格なのでしょうか?

そうならないところにアンダーグラウンドな組織の介入する余地があります。

収穫時期よりも早い時期にどうしても急にお金が必要になったらどうするしょうか?

統制価格よりも安かったとしても将来収穫する農産物を売り渡してでも現金を調達したいと、統制価格よりも割安で譲っても良いという農家が出る可能性はいつの時代でもあります。 そのような闇取引を行うのは真っ当な業者ではないので統制外の闇市場で安値の取引がなされます。

そのアンダーグラウンドな組織は統制価格で売却することは簡単です。 買い手にとっては相手がアンダーグラウンドな組織と知らないで買ったとしたら、善意の第3者ということで罰せられないので、統制価格…もしくはそれよりも少し安く売却することが可能になる訳です。

そうすると割安で購入した農産物を統制価格で売ることで簡単に利益が出せます。 この取引は価格が統制されている…ということは禁止されている行為なので、当然のことながら闇での取引になります。

時々、価格を統制しておいて、自由な価格付けの市場も併設することも可能ではないか…なんて言う人もいます。 でも、それは無理なことです。

統制価格が実際の受給と乖離していると闇市場が生まれるのは上に書いた通りだし、統制価格が実際の受給を反映させているとしたらその統制価格は自由市場での価格にかなり近くなるはずですから…。

ということで…NHKの統制価格を設けよ…というのは、アンダーグラウンドな利潤確保を出来るような状況を国家単位で作りだしたほうが良い…と言っているように感じたのです。

多くの人が知っているように、社会主義を盲目的に信仰のように信じている人達が多く所属している組織に属している人達が何故か教員に多いことと関連しているのかもしれません。 私の経験では米国でこういう話しをして統制をした方が良いという結論になることはまず考えられません。 日本では深層意識で社会主義的な考え方があるのかも知れないです。

では…米国ではどうなるか予想すると…価格変動に対するヘッジをどのようにしたらよいか…という話しになるのではないかと想像します。 そうするとヘッジ目的のデリバティブ取引というところに向かう訳です。

だからこそ米国ではデリバティブ市場が非常に大きなモノになっているのだと思います。

(2011年2月26日)

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2011/02/27 Posted by | テレビ, 闇市場 | , | 小麦価格と強い危機感 はコメントを受け付けていません。