暖かいGWのスタート
昨日、今日と東京は暖かいです。
昼間は夏さながらで長袖を着ていると汗ばむ感じです。
日本橋上の彫像も火を吹いてもおかしくない感じがします。
今年の夏が猛暑になると電力不足で計画停電になると新聞やテレビで報道されています。
2011年の報道の様子からすると、どこまでがキチンと報道機関が調査して数字を確認した報道なのか疑問が残ります。
単に政府や電力会社の発表を伝えているだけに過ぎないのであれば、特に若い世代にとっては付加価値は無いと言っても良いでしょう。
これまではそういう報道でも満足していた視聴者や読者もそういう訳にはいかないと思います。
報道機関はある程度の混乱が収まり、これから本格的に将来のことを考える時期です。
恐らく、発電方法についても電力消費にしても、今までの常識が常識では無くなっていく事 になるのではないかと思っています。
脱原発派の方も具体的にどのようにして産業の競争力を落とさず、国民の負担がいかに少なくなるかアイデアを出していただく方が良いようです。
単に反対、対応は政府が…というのは負担は結局国民が負うことになるということで、多くの賛同を得ることは難しいように思います。
国民の負担がどの程度で、今後はどのように電力供給を行うか…ということが問題です。
この部分を政府と電力会社任せにしてきたのが今までの状況でした。
今までと異なることを目指すのであれば、この部分を政府と電力会社任せにしない…ということが重要です。
特に電力料金の決め方が大きな鍵を握っていると思います。
電力会社が各地方自治体に対して大きな発言力を持っていたのは、必要以上の電力料金を徴収することが大きいです。
大きな資金力で雇用と福祉(寄付)という好意で思うように事を進めてきたことが明らかになっています。
この部分で今後のことを国民が考えるにあたり、マスコミは今までのような政府、企業の発表だけを報道するのではなく独自の調査能力、つまり報道機関としての調査能力が求められています。
もちろん、それぞれの報道機関での報道内容が異なるということも出てくるでしょう。
それが健全な報道のあり方であるように思います。
全部のチャンネルで同じ意見を流しているということの方が独裁政権下での報道のようで、私にとっては不気味な感じがします。
この夏の報道でそれぞれの報道機関、特にテレビと新聞では各社がどの程度真剣に報道機関として自分達を考えているかが見えてくるように思います。
悲惨な状況をヘリコプターを飛ばして映し、被災地に日帰りでレポーターを送るだけが報道ではないです。
各報道機関の切磋琢磨に期待してます。
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正しいマスコミの行動…ただ方向が…
この数日…読売新聞と朝日新聞で巨人軍のことについてバトルが繰り広げられています。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/
ある事象に関して疑いを持ち…記事を書いていく…というのは良いことだと思います。
そして他紙の論調で間違ったところには記事で反論する…というのも良いことだと思います。
まさしくマスコミとしての正しいの動だと思います。
でも…スポーツ分野で競合他紙に対する…というのは方向性として…どうかな…と思います。
野球が好きな人、野球に関心がある人は確かに多いです。
が…多くは選手の活躍に興味があるのではないでしょうか…。
というよりも…そもそも…こういう能力や労力を使う方向性が間違ってないでしょうか。
政治、行政、経済の分野の記事を書くのに生かして欲しいです。
国の方向性を左右する大きな事件がある時にこそ、この能力を生かして欲しい。
各紙でそれぞれの意見をぶつけて国民にいろいろな考え方を披露して欲しい。
複数の考え方をぶつけ合い、それぞれの良し悪しを論じて欲しい。
ところが、大きな事件の時にはどの新聞やテレビを見ても同じ内容ばかり…。
報道の自由…を声を大きくして叫んでいる割にはなんだかなぁ…という感じです。
スポーツや社会面でのしかも局所的な事項でだけ、報道の自由を本当に発揮している感じです。
でも…そんなの国民生活、つまり読者の生活にどれ程の影響を与えるのでしょうか。
大きな事件の時には一斉に同じ内容の報道。
何故か各紙・各局の報道に大差がないのです。
実際には若干の差はありますが、大差はありません。
これが何をもたらすか…。
長期的にはマスコミ離れに繋がっていくように思います。
特に知識階層のマスコミ離れが進むのではないでしょうか。
何故そう思うかというと…悪例を知っているからです。
中東の独裁政権国家だけでなく、第2次大戦時の日本、北朝鮮といくらでも例があります。
中央機関が発表したことだけをマスコミが報道しているとどうなるのでしょう。
第二次世界大戦の当時の日本でもマスコミは民営でした。
しかし大本営発表を書くだけ…。
そういった国の行く末…いや、国民生活がどのようになるか想像できる人もいます。
本を読んだり、歴史を学んでいたりすればある程度の推察が出来ます。
でも…多くのそういった勉強的な要素があることを嫌う人達はどう行動するでしょう。
第二次世界大戦当時のドイツや日本のマスコミの間違った短期的な行動様式に似ているように思うのは私だけなのかな…。
庶民的な卑近な話題にフォーカスし注意を引いておいて、大局的なことは中央機関の発表通り…。
このような状況に陥ると…知識階層はマスコミの報道を信用しません。
大多数の卑近な話題に興味がある人には面白い事件が報道されます。
大局的なことは…どうなっていくのでしょう…。
テクノロジーの発達でネットがありますが…なかなか影響力を発揮できていません。
日本の経済情勢、近隣諸国の状況を考えると…今のマスコミ…大丈夫なのかな…。
思い過ごしであることを願っています。
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やっぱり…マスコミは…終わってた…
テレビドラマやバラエティで人気のタレントが免許停止処分になっていたことが報道されていました。
記者・報道機関の見識はどこにあるのかを疑いました。
この行為は…、つまり今回の報道は恐ろしい。
この報道を恐ろしいと思うのは、ちょっとしたミスを見つけて他人を陥れる行為を行うこと…が正しいことだ…と公然と行われていることだからです。
こんな例はどう思うでしょう。
遊んでいて学校の廊下で走ってしまった生徒がいたとします。
学校の規則では廊下を走ることが禁止されています。
その様子をみつかり、生徒会や生活指導担当教師ががこぞって非難します。
校内放送で個人名を流して非難されます。
先生も校内放送をした放送委員も生徒会に出席せいている生徒も、廊下を走ることがあるのが実態だとしたらどうでしょう…。
もしこの例のような状況だったとしたら…それは正しい行為なのでしょうか?
私は必ずしもそうとは思いません。
こういう状況…同じ報道機関が報じる場合にはイジメ…と呼ぶのではないかな…。
マスコミ全体でこんなことをしていたら、多くの子供たちは他人を陥れたり、いじめたりすることをやめることはないですね。
だって、子供は大人が堂々とやっていることを真似てるだけですから…。
ところで…このニュースを流した報道機関の車は制限速度で走っているのでしょうか?
ちゃんと守っているなら良いのですが…私の個人的な印象ではそんなことはないです。
朝早く新聞を印刷所から新聞配達所に届けるトラック…かなりのスピードで走っています。
報道機関の黒塗りセダン…高速で遭遇すると…かなりのスピードで走っています。
自分の会社で免停になっているドライバーが何人いるのか…ということを併せて報道しているのであれば救われます。
私の見た感じでは、そういう報道はありませんでした。
なんだか…自分のことは棚に上げて他人を…という感じです。
こんな態度じゃ、まともな感覚を持っている人は大手マスコミから距離を置こう…と思っても仕方ないですね。
同じ内容をレーシングドライバーであり、自動車ジャーナリストの国沢氏が自身のブログでも書いています。
タレントが速度違反 by 国沢光宏
http://kunisawa.txt-nifty.com/kuni/2012/03/post-da03.html
いやはや…こんな報道機関の様子…反面教師として真似をしないでもらいたい。
有名なタレントだけに…特に小中学生への影響が心配だな…。
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hulu(フールー)を使ってみた
これは良い!!!
今は無料で1カ月お試し出来るので、試してみることをお勧めします。
いやぁ…このサービスは良いですよ。
あ…上記は9月から日本でもサービスの始まったhuluを使ってみた感想です。
少ししか使ってないけど、HDD上のテレビ録画は削除しても良さそうな感じ。
持っているDVDもhulu上で見られるなら手放しても良いかも…。
サービス&料金
動画…特にアメリカのテレビドラマシリーズと映画を中心に動画の視聴サービスを提供するのがこのhuluというサービスです。
やっとパソコンでも満足できる番組提供をしてくれるサービスが開始されたな…というのが実感。
これまでにYahoo!を始めいろいろと動画サービスを提供していた会社はあるのですが、いずれも有料で、しかも値段が高かった。
無料で視聴できるのは女性の水着か何らかのプロモーション映像ばかりというのが多く、映画やドラマも自分が見たい!と思うコンテンツは有料になっていることが多かったです。
しかも有料の場合は高くて、この値段だったら見なくていいや…と思ってました。
例えば、シリーズ20話の物語を見ると、1話100円だとしたら1シリーズ見るのに2000円かかる訳です。
毎週末映画を2本楽しむ場合には、1本あたり300円だとしても月に2400円になってしまいます。
テレビドラマは休みの日に見ると…ついつい5話以上をまとめて見たりしちゃいます。
そうなると月単位で見ると結構な料金になってしまう場合もあるのではないでしょうか。
その点、huluは月額1480円の定額制なので割安な気がします。パソコン、携帯端末を問わず映像を楽しむことが可能です。
家ではパソコン、外出先ではスマートフォン、と自分の居る場所のどこでも映像を楽しむことが出来るのが良いですね。
試してみました
2007年に購入したWindowsXPを搭載パソコンと2010年に入手したWindows7搭載パソコンの両方で試してみました。
登録
まずhuluへの登録。
名前やクレジットカード情報などを登録します。
登録時にクレジットカードの認証の為でしょうか、2円の買い物をする形になってます。
が…これは最低請求金額以下なのか、請求されないようです。
登録した1カ月後から毎月の請求が発生するようになると書いてありました。
つまり当初1カ月は無料で使えます。
もし不満だったら、1カ月後からの有料期間前に解約をすれば良い…らしいです。
解約料などのペナルティは発生しません。
特に無料登録のリスクもなさそうです。
WindowsXP
2007年発売のVAIO、しかも当時そのモデルでの最下位のCPUを搭載していたVAIO Fシリーズで視聴してみました。
回線はNTTフレッツADSLの12Mから無線ルーターを経由しての無線LAN接続です。
全画面表示で大好きなNCISを視聴してみました。
画像クオリティを一番下げれば全画面表示でも大丈夫。
日本語字幕の有無も選択出来るのが便利です。
動きの激しいシーンだとブロックノイズと呼ばれる画像が荒くなるようなところもありました。
でも問題なく楽しめるレベルだと思います。
パソコンを再起動して何もプログラムを動かさないで見るようにすると良い感じです。
ついつい2話分見てしまいました。
Windows7 (64bit)
LenovoのSL410という機種を使って視聴してみました。
こちらもCPUはラインアップの一番下のモデル。
回線はJ:COMの12Mサービスで使ってみました。
無線ルータ経由の無線LAN接続でパソコンはインターネットに接続してます。
全画面表示で映画を1本、テレビドラマ1本を見ました。
全く問題ないです。
WindowsXPの時よりも画像がくっきりとしていて動きの激しいシーンでもブロックノイズが目立ちませんでした。
画像クオリティを自動選択にしておいたので実際はどのモードだったのかは分かりません。
恐らくこの4年でAV関係の処理についての能力が格段に上がっているのでしょう。
Lenovoのパソコン自体はVAIOの3分の1位の値段で購入したのに…。
いやぁ…パソコンからの使い勝手…良いですねぇ。
スペースキーで再生&一時停止。
カーソルキーは、上下がボリューム上下、左右が巻き戻し早送りです。
視聴中はカーソルキーとスペースキーだけで操作が出来るのが楽です。
このユーザーインターフェースは気に入ったかも…。
これからのこと
日本では動画の購読サービスの値段が高いので一部のマニア層にしかパソコンで動画を観るというサービスにお金を払うというのが行われていなかったように思います。
ケーブルテレビは月5000円程度の料金ですが、いくら使っても値段が変わらないので海外ドラマファンなんかには人気があるのでしょう。
このhulu…もしかしたら海外ドラマを観たくてケーブルを契約している人だと、ケーブルの契約を打ち切っても良いかな…と思う人が出てくるかもしれません。
映像提供会社の戦略としては、最新作はケーブルに流して、タイムラグを置いてhuluで見れるようにする…ということになるので最新作を楽しみたい!という人はケーブルを相変わらず契約するのだと思います。
でも…そんなに新しい番組に拘らずにアメリカのドラマシリーズを楽しみたい!という人だとhuluのサービスだけでも大丈夫かもしれません。
まぁ…ケーブルテレビはスポーツ番組、ネーチャー番組、アニメ、日本のテレビドラマや映画なども豊富なのでなかなか解約…という人はいないとは思いますけどね…。
ところで…これから順次視聴サービスの始まるテレビドラマの一覧を見るとワクワクします。
見たい…と思っていたドラマシリーズもラインアップされています。
個人的に1ヶ月のお試し期間後も契約を継続しよう…と思ったのは、一覧に「ロックフォードの事件メモ」があったのも大きいかな…。
日本で放映されていた時から好きだったんですよねぇ。
トレーラーハウスでの生活…憧れました。
今度は大きな画面で楽しむぞ!
エアウルフやナイトライダーなどの人気のドラマもラインアップにはあります。
もちろんこういう人気シリーズも定額料金を払えば無料で視聴が可能。
出し惜しみをしている感じが無いところもhulu良いですね。
前例…ってあるのが普通なのかな…
マスコミが好きな言葉に「前例がない」というのがあります。
文学系の誰かが研究したことをなぞらえる勉強だけをしてきた方々にとっては前例があるのが普通なのでしょう。しかし、理系や経済系の学部では前例があることをやっていても価値はあまりないのです。
企業経営に於いては前例があることをやっていると儲かりません。労務管理やルーチンワークは前例に従って黙々とこなす部分が多いのも確かですが、経営者は作業者ではありません。
政治も世界情勢が今と全く同じ、国内情勢が現在と同じ…なんて時期今までにありませんし、これからも常に今までとは異なる状況の中での国家運営が必要です。だとしたら、前例がない…というのは当たり前のことで別に特殊な状態ではないということは簡単に分かることです。
ということで、経営も政治も前例がないところを進んでいくのが経営者であり政治家だと思ってます。
だから、前例がない…なんてことを言っている人は政治家向きじゃないのでさっさと辞めてください。政治の世界で前例がある事象なんてそう多くはないです。もっと現実的な思考を持っていないとダメですよね。
同様に「前例がない」ということがいかにも特殊なことのように書いたり話したりしているマスコミの方々も、報道関係に携わっている責務をちゃんと理解しているのでしょうか。「前例がない」というのは異常なことではなくて正常なことだ…ということを理解して、読者や視聴者に伝えようとしているのでしょうか。
なにやら…政治家に良いように扱われていて、政治家同様に国民の信頼を失っているのが今のテレビ局や新聞社のように感じられてなりません。
「前例がない…」という言葉を使った時には…なにか特別なことを成し遂げたような気分になるのかもしれません。
全国ネットの民放放送局
どこも原発のこと…、放射線汚染のことばかり。 でも…アナウンサーのコメントを聞いている限り…放射線についての理解は相変わらずダメダメな感じ。
もともとテクノロジー系に弱い方が多いのでしょうか?
世界的には日本はテクノロジーで進んでいる国…と思われているのにテレビのニュースを見る限り全くダメです。
東京では唯一の救いはテレビ東京。 ニュースでもまともなことを言っているように思います。
放射能汚染も重要な話題だけど…それだけじゃないです。
もし…自動車、電気製品などでの競争力がなくなれば…放射能汚染で影響を受ける以上の人数に影響が出ると思います。 関東・東北の工場が創業を停止していることによって世界の多くの国の製造業に影響が出ています。
早く工場を立ち上げる必要性があります。
というのも…もし…他の国から今まで日本が提供していた部品を提供したりします。 これなら復旧すれば品質でまた商売も可能です。
しかし問題なのは代替品で製品を作るようになったら…、日本の企業が再び食い込むのが非常に難しい状況になってしまう…ということです。
ですから…一刻も早く操業を再開する必要があると考えています。
何故…他の民放はセンセーショナルに放射能汚染について、必要以上に報道をして風評被害を拡大させているのでしょう。
平時に芸能人や政治家のスキャンダルを放送するのを、これだけの大災害時に報道をする時とは違う…ということが分かってないかも知れないです。
何故か…海外メディアの方が詳しく放射能汚染について国内の民放よりも報道していたりします。情報の収集能力の差ではなくて、集めた情報を処理して分析する能力が劣っているように思います。
まぁ…日本のテレビ局の方々はもっと統計学、会計学、経営学など、芸能関係やスポーツ関係以外に学んでおく必要があるということなんだと思います。
OPERATION TOMODACHI
非常時の対応…今の日本政府は何をしたというんだろう。
自衛隊派遣を命じたが…ガソリン・灯油の輸送は民間任せ…警察が通行許可証の発行手続きで非常用車両でさえスグに発効しなくても何もせず…。 津波で滑走路が泥に埋まった仙台空港…5日間放置状態。
米軍は1日で使えるようにしてしまった。
自衛隊にもその能力があるけど、国内法の縛りがあるので首相からの超法規的な措置をとるから実行せよ…の指示が必要なのは政治家ならこれまでの自衛隊の扱いを知っていれば分かるはずなのですが…。
平常時と同じで国土交通省の検査とかなんとか言わないで、今は非常事態なんだから通常の手続きは後回し…という発想はないのだろうか。
孤立している被災者に対しても特に何らかの対策はなし。
見かねて動いたのは米軍。 OPERATION TOMODACHI でさっさといろいろ届けてしまいました。 こういう活動を地震翌日からでも続けていれば現在の悲惨な食料・飲料・燃料の枯渇は無かったのではないかと思う。
ヘリコプターの着陸が危険…なんてことを言っている人は現在の被災地の悲惨さが分かっていない愚か者だけだろう。
福島原発も…東電に任せっきり…というのでは無理。 元々は国家政策で原子力発電を採用したのだから…、復元はあきらめて大量に海水を…という決断をもっと早く政府が行う必要があった。 法律を調べている…というコメントを政治家が言っているのを見て…この数十万人の被災者の居る大災害時に超法規的な判断が出来ないなら…そんな要職に就く資格はないっ!と本気で思った。
東電に全部任せるなんてことで責任を逃れない…という気持ちにすがっているから、この災害が落ち着いたらスグに政治家の方々は現在のポジションを追われるだろうと予想します。
米軍は現地視察なんてしなくても物資を届けてる。
灯油も石油もドラム缶のままで良いので各被災地に空輸してしまうことは出来ないのであろうか。 既に燃料が足りなくなって何日も経っているのに…。 同じ国の自衛隊への指示を出せていないから現場の自衛官は動けない。 当然、指示を出すのは首相もしくは災害対策本部のはずですが、防衛庁長官判断というのが多いのは…災害対策本部が機能していないことの証明ではないだろうか。
後々…日本との事前協議無しで動いた米軍の士官の誰かは責められることはないだろう。 人命を助け…しかも全体のオペレーションさえ混乱させないのであれば目の前の人命を救うのが自衛組織の役割でしすから。 米軍はアメリカの自衛軍隊であるのです。
なぜ…日本にここまで…というのは日米安保も関係しているということ…、米軍基地に日本が多くの資金援助をしていること…と無縁ではないということ…です。 助けて貰って、でも日本から出て行け…というのはあまりに失礼です。
OPERATION TOMODACHI…、今この文章を書いていても涙が出てきた。 ネットではあちこちで話しが出ているのに…テレビでは原発の問題ばかり。
確かに原発も重要だけど…原発だけを救えば良いわけではない。
首相は、それぞれ担当者を振り分ける必要があるのが分からないんだろうか。 ひとりでこの大災害の全ての対応を行うのは不可能なのは最初から分かることです。
原発の担当の他に、補給線を確保する担当、緊急性のある食料・飲料・燃料・医療品を空輸で即時届けることの担当、被災者リストをまとめて政府のWebサイトでとりまとめる担当、被災者を受け入れる地方政府との調整を行う担当、首都圏の電力確保・停電に関する対策をする担当、なんて感じでそれぞれの担当者を決めて権限も持たせてどんどんと実際に行動をする必要があるのに…何もしていない。
ボランティア団体の話し合いの担当なんて…状況がもっと落ち着いてからで十分。 節電の啓蒙の為の担当者任命なんてことしている場合じゃないと思うんだけど…。
被災者リストのとりまとめはGoogle、首都圏の電力確保・停電については東京電力、被災地の電源確保は東北電力、ガソリンなどの供給経路確保は民間の石油会社にお任せ、被災地へのトラック輸送は民間車両を民間で調達。 政府の関与なんかまるでないじゃないか…と言う感じ。 政府は民間からあがってきた情報を記者会見で話しているだけで、決断もしないし対策としての行動も起こさない。 何をしているんだ日本政府と政治家の方々は…。
徐々に民間で動き出している。 そろそろ自衛隊、警察力、消防力などの現場の方々以外は政府など無くても動けるようになりそうな雰囲気。 早く現実に気がついて欲しい。 マネジメント力、リーダーシップをこういう非常時に発揮できないなら今の政治家の将来は無いと思っていた方が良いと思う。
今日になってやっと原発担当と被災者の対応の担当者を指名だそうだ…。 あまりにも遅い対応。 しかも…もっと他のいろいろな分野に分けて担当者を決めて権限も委譲しないと…。
与党の民主党もそうだが、他の野党も自主的に動いている気配がない。 政治家は現地視察をしたいらしいが…視察をしてからなんてのんびりとしている場合じゃないので、まずは対策を打ち出し、必要であれば通常時では法律で許されない行為も許容する命令を出すなりの判断力をみせて欲しい。
自分のことだが…首都圏でのパニックを誘発するような停電の措置についても早くリーダーシップを発揮し経済界と電気会社との間の橋渡しをして欲しい。 その役割が政府で出来ないなら民間でそろそろ始めてしまうと思う。
不安定な停電は経済界と電力会社での話し合いがなされていないために電力需要の予測が電力会社任せになっているからという要因も多い。 というのも今日から出社する人が多くなったら昼間の電力消費もあがりました。 テレビは転機だけのせいにする東電の発表しか報道していないけど何か報道規制でもあるのだろうか。
仕方なく従っているからといって、国民がいつまでも大人しくしているとは思わない方が良いと思う。 被災者をないがしろにして、予算や法律や選挙のことばかり考えている政治家はこの国で必要としていないと私は考えている。
毎日、無策で無能な政府に絶望し…怒りを感じているのは私だけだろうか…。
現状を見ていると現場の方々は良く頑張っている。 OPERATION TOMODACHI の様な行為を行いたい…と思っている現場の方々も多いのではないかと想像してます。
OPERATION TOMODACHI の様に普段の費用負担をしているといざというときには助けてくれるんだ…ということを実感させてくれるような行動を日本の政府にも期待したい。
被災者の皆さん、現場で努力している皆さん、皆さんの忍耐力、助け合いの精神、明るく明日を見つめる精神力、本当に頭が下がります。
皆さんの動向を見聞きするたびに涙が流れます。 一刻も早く非常事態から抜け出られる時がくることを祈っています。
小麦価格と強い危機感
NHKの番組で気になったことがありました。
小麦価格がここ数年上下動することによる弊害ということを話していました。 結論的にはタレントさんもアナウンサーも大学教授も安定的な価格になるような人為的なコントロールをするべきであって、自由経済化の受給に任せておく訳にはいかない…ということでした。
私はこの全員が同意する方針になんだかうさんくささを感じたので…ちょっと考えてみました。
結論は、もしかしてアンダーグラウンドな組織に資金提供をしたいということがどこかで動いているのかな…と言うことです。
例えば、小麦の価格が一定になったとしましょう。 その時に小麦農家はどのような行動を取るでしょう。
通常であれば出来るだけ高く売りたいのです。 でも価格統制されていると、その統制価格で買える商品は相当の品質の差がない限り、闇…つまり統制価格の外で買おうとしないでしょう。 また、もし買ったとしても真っ当なビジネスには使えないので、大きな需要を生むのは無理でしょう。 とすると、農家が売ることが出来る上限価格は統制価格になるということです。
下限価格も統制価格なのでしょうか?
そうならないところにアンダーグラウンドな組織の介入する余地があります。
収穫時期よりも早い時期にどうしても急にお金が必要になったらどうするしょうか?
統制価格よりも安かったとしても将来収穫する農産物を売り渡してでも現金を調達したいと、統制価格よりも割安で譲っても良いという農家が出る可能性はいつの時代でもあります。 そのような闇取引を行うのは真っ当な業者ではないので統制外の闇市場で安値の取引がなされます。
そのアンダーグラウンドな組織は統制価格で売却することは簡単です。 買い手にとっては相手がアンダーグラウンドな組織と知らないで買ったとしたら、善意の第3者ということで罰せられないので、統制価格…もしくはそれよりも少し安く売却することが可能になる訳です。
そうすると割安で購入した農産物を統制価格で売ることで簡単に利益が出せます。 この取引は価格が統制されている…ということは禁止されている行為なので、当然のことながら闇での取引になります。
時々、価格を統制しておいて、自由な価格付けの市場も併設することも可能ではないか…なんて言う人もいます。 でも、それは無理なことです。
統制価格が実際の受給と乖離していると闇市場が生まれるのは上に書いた通りだし、統制価格が実際の受給を反映させているとしたらその統制価格は自由市場での価格にかなり近くなるはずですから…。
ということで…NHKの統制価格を設けよ…というのは、アンダーグラウンドな利潤確保を出来るような状況を国家単位で作りだしたほうが良い…と言っているように感じたのです。
多くの人が知っているように、社会主義を盲目的に信仰のように信じている人達が多く所属している組織に属している人達が何故か教員に多いことと関連しているのかもしれません。 私の経験では米国でこういう話しをして統制をした方が良いという結論になることはまず考えられません。 日本では深層意識で社会主義的な考え方があるのかも知れないです。
では…米国ではどうなるか予想すると…価格変動に対するヘッジをどのようにしたらよいか…という話しになるのではないかと想像します。 そうするとヘッジ目的のデリバティブ取引というところに向かう訳です。
だからこそ米国ではデリバティブ市場が非常に大きなモノになっているのだと思います。
(2011年2月26日)