docomo LYNX 3D (SH-03C)で名作を読む
まだまだ夏…ですが…暦上は秋に突入しています。
(立秋を過ぎましたから…)
気分的にちょっと早いですが読書の秋に向けてdocomo LYNX 3D (SH-03C)を活用してみたいな…なんてことを考えてみました。
というのは言い訳で…主として著作権の切れた本を無料公開している青空文庫をアンドロイド携帯端末で読めないかな…と思っただけです。
青空文庫を知らない…んですかぁ…では簡単に説明しましょう。
夏目漱石、太宰治といった作家の作品、坂本竜馬の書いた手紙などの歴史的な文書をWeb上で無料公開しています。
営利団体ではなく最初はボランティアで文章入力をしていた…という草の根的な本が好きな人が集まって作ったサイトなんです。
最初の頃はテキストファイルだけでの公開だったので…パソコンにダウンロードして読むか…ブラウザ上でそのまま読むか…という感じでした。
パソコンで最初は利用していました。
会社のOutlookの予定表とリンクさせて紙の手帳からサヨナラした、最初のハンドヘルド端末カシオペアで読んでいた記憶もあります。
そう考えると1997~1998年ぐらいから青空文庫にはお世話になっています。
この携帯端末充電式の電池でも動くけど…単3乾電池でも動く!という優れものでした。
バッテリー切れになったら単3乾電池を購入すれば急場をしのぐことができるというのは便利です。
今の携帯端末もそういう配慮が欲しいですよね。
最近の携帯電話も結局はバッテリー切れになる人が多いようで、乾電池もしくは充電池で携帯電話を充電できるブースターを持って歩いている人も多いみたいです。
単に単3か単4を使えるように設計してくれれば何も持ち歩かなくても大丈夫なのに…。
この辺りの事情は10年経ってもあまり改善されていない感じ。
予定を確認して、新しい予定を入れて…たまに移動時間に本を読む…という使い道だったのでこの携帯端末の機能で全く問題なかったです。
メモリもコンパクトフラッシュを搭載していたので拡張も可能だったのも魅力でした。
当時16メガバイトのコンパクトフラッシュが1万5千円まで値段が下がるのを待って買った…なんていうことも思い出したなぁ…。
16メガバイト…今だとありえない程小さいサイズ。
それでもテキストデータだとかなりの分量を入れることが出来ました。
だから自分ではなんだか無限のサイズの保存領域を手に入れた…みたいな気分になってましたねぇ。
当時は…16メガバイトのコンパクトフラッシュを入手しただけで幸せでした。
そういえばCASSIOPEIAにはWindowsCEが搭載されていたので、今話題のWindows Phone7、いわゆるマンゴ(Mango)と呼ばれるOSの祖先にも当たりますねぇ。
おっと話がそれてしまった。
青空文庫…昔の名作を読みたい…なんていう時には便利です。
無料ですし…。
とはいっても…昨年は太宰治氏の「人間失格」は本屋で買ったな…。
本のページを捲る感じとか紙の本も好きなんですよねぇ。
あの…ページをパラパラとしたら、ゴソッと一気にある程度のページを飛ばしたり…。
荒い扱いをしても電子携帯端末のように壊れたりしないのはとても良いところなので…旅行に行くときなんかには良いのだけど…何冊も持って歩くと重いのが紙の本の難点です。
読み終わって…保管しておく場所も本好きにとってはかなりのスペースが必要。
本はなかなか捨てられない…というのが本好きの共通点ではないかと…。
この面でも電子書籍(電子ブック?)は便利ですよねぇ…全く場所を必要としないですからなぇ。
おっと…また話がそれそうになってしまった…。
アンドロイド端末なら、もちろんブラウザで青空文庫のWebページに直接アクセスすることも可能です。
でも…スマートフォンからPC用サイトを閲覧するのって、拡大しないと文字が読めなかったりで見にくいですよね。
それにWebサイトにアクセスする場合には地下鉄では使えない…。
まぁ…本をダウンロードすれば良いのですけど…。
Android MarketでAppliを探してみると…青空文庫からダウンロードするだけのアプリもあります。
でも、ダウンロードした本を読むには別途リーダーが必要です。
自分好みのリーダーがあったり、リーダーに拘りがあったり、というような場合にはこのアプリが便利なのでしょう。
しか~し、私は本を読めさえすればリーダーはどれでもそれ程気にしません。
文庫本を買う時に出版社別の若干の装丁の違いを気にしないで、中身が気になる…という感じでしょうかねぇ。
面倒くさがり屋なのでガジェットを使っている訳ですから…出来るだけ手間は省きたいのでリーダーも兼ねていて、青空文庫の検索やデータのダウンロードも全部面倒を見てくれるアプリがいいです。
試してみて使いやすいな…と思ったのが青空読手。
作者リストへのアクセスも簡単だし…動きも滑らか。
作者リストから作品リストへはワンタップ。
リーダーとしても使いやすいですねぇ。
GALAPAGOSのリーダーよりもこちらの方が好きです。
なんだか有料サービスと無料サービスの間の差はアンドロイドのアプリではあまり無いように思います。
Android端末を持っている方、持っていない方、どちらにも青空文庫…お勧めです!
青空読手
http://d.hatena.ne.jp/hyukix/
カシオペア カシオ (CASSIOPEIA by Casio)
http://casio.jp/hpc/products/
Sorry, the comment form is closed at this time.