日本は既に社会主義…
インド生まれの経済学者による社会主義の定義だと…既に日本は社会主義国家だ…。だから、国民が望むことを政治家が行わないわけだ…。
だから…こんなのもあるわけだな…。
自民党も民主党も…政治家は国民が何を望んでいるのか分かっているのかな。
首相を換えてほしい…という前に、今の頼りない首相のままでも良いからさっさと法案を審議して通し…復興・復旧に全力を傾けて欲しい…と私は思う。
私の周りの人と話しても、首相を辞めさせることに時間を使っている場合じゃない…と多くは言うのだが…政治家達…いやマスコミは首相がいけないから上手くいかない…と言う。
いやいや…誰が首相であっても政治家が優秀なのが揃っていれば物事は進むと思う。
だって日本は大統領制を採用していないんだから…。
マスコミの報道を見る限りでは、自分の派閥から、もしくは自分が首相の座を…とか、野党から与党へとか…という自分の利益ばかりを考える利己主義的な政治家が多いように思う。
国民のことを真剣に考える利他主義的な政治家であれば…首相をどうやって辞めさせよう…なんてことに時間を使っている余裕はこの時期ないはずだと私は考えるのだけど…。
やはり…日本は社会主義の国なのかな…。
インド生まれの経済学者、ジャグディシュ・バグワティ氏に拠ると社会主義とは次のような状態のことを言うらしい。
「…コネや金のある者のみが行列に並ばないでも良いシステム…」
被災地の状況を見ると…コネや金のある人達は行列に並ばないでどこかに住まうところや仕事を見つけている…のではないでしょうか。
コネやお金が無い人にもちゃんと行政の手は差し伸べられているのでしょうか。
国ではなくボランティアや企業の好意で何とかなっている部分が多くないでしょうか。
収入が多い時期、少ない時期、人生にはイロイロあります。でも、収入が多い時期から急に少ない時期が来ると…あぁ…日本の政府は助けてくれないんだなぁ…というのが身に沁みます。
リーマンショック後にそういう状況に陥ったので、これは実感です。
被災された方々は時間が経ったら日本の政府に助けられた…と思うでしょうか?
地方政府、警察・消防・自衛隊などの隊員、ボランティアの方々には救われた…という思いを抱くでしょう。
今のような国会運営をしているようでは、国会議員は災害をネタに自分に有利に物事を運ぶことしか頭にない行動をしていた…と記憶に残るのではないでしょうか。
この時期国会議員をしていて…出来ることは多い…と…私は思います。
自分の党、自分のポジションなんていうことを省みずに国民のために働いている政治家こそが将来の選挙で再選されるのだ…ということを、特に各党の偉い立場にいる政治家の方々には良く考えていただきたい…。
日本経済新聞社
「グローバリゼーションを擁護する」
ジャグディシュ・バグワティ 著
鈴木主税・桃井緑美子 訳
2,415円
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