ハワイ旅行 その2
前回は日本を出て、ハワイに到着まででした。
ワイキキは全く土地勘が無いのでまずは少し歩いてみることにしました。 なんせ以前に来たのは20年以上前で、2泊しただけですからねぇ…。
妻の立ち寄りたいとマークしてある店を順番に確認しながら街を歩いてみました。 まだ朝早いこともあって、多くの店は開いてなかったので本当に場所の確認だけでしたねぇ。
コンビニは開いていました。 コンビニには日本とは異なる品揃えの商品が棚に並んでいました。 さっきソーダを飲んだばかりなんだけど、ついつい日本にはない100%ジュースを買ってしまいました。
いやぁ…日本とは違うアメリカの雰囲気を早速満喫です。
ワイキキはABCストアだらけで、大抵のコンビニはABCストアでした。
さて、街を散歩して飛行機にずっと座っていて寝ぼけた体と頭が目覚めたところでダイヤモンドヘッドに向かうことにしました。 ツアー旅行ならではの、巡回トローリー・バス乗り放題を早速活用です。
バスが到着するまで20分ほどあったので、再度ABCストアに立ち寄ったりフードコートでクッキーとドリンクを買ったりしてました。
いやぁ…ソフトなビスケットも美味しい!
チョコもチョコナッツの2枚を買いました。 両方美味しかったです。 トローリー・バスを俟つ間と乗っている時に食べました。 グニャリとしたソフト加減がアメリカのクッキーという感じです。
このグニャリ加減…アメリカって感じで好きです。
市街地を抜け、水族館前を通り、高級そうな住宅街を抜けるとダイアモンドヘッド…の裾野というか周辺になります。
そこに既に自然が広がってます。 その中にある住宅街は良い感じ。 このあたりはワイキキまで近くで、しかも自然もいっぱいで住みやすそうな場所です。 多分、オアフ島の中でも良い住宅街なんじゃないのかな…と思いました。
さてダイアモンドヘッドの外周部から火口に抜けるにはトンネルを抜ける必要があります。 このトンネルがまた狭い狭い。
車がすれ違えない幅なので、向かい側から車が来ている時には待っている必要があります。 トンネルの中には 照明もないです。 薄暗くてなんだかアミューズメント・パークのライドの様でした。 実は思い出したのはユニバーサル・スタジオのジュラシックパーク・ライドでした。
公園事務所でひとり1ドルを払って入場(入園?)。
とはいっても…特に柵も無いのがおおらかで気持ちが良いですねぇ。 通路は舗装されていて歩きやすいし傾斜もそれ程ありませんでした。 周りには、こんな可愛い草?花?が…。
この花みたいな部分、若い時は緑なんだけど…しばらくすると薄茶色になるみたいです。
試しに触ってみたら鋭いトゲトゲ…。 めちゃくちゃ痛かったぁ。
そっと触って良かったです。 ギューッと握っていたら掌や指にいっぱい小さな穴が空いていたことでしょう。
可愛い花(?)にはトゲがある…ということを身をもって体験しました。 このポンポンはひとつの茎にいくつか丸いのを茎が串刺しにするように付いています。
で、ダイヤモンドヘッドの火口にある草原にやたらといっぱいありました。 見た目は綺麗なんですけどねぇ…。
さて…こんな草木と戯れたりしながら歩いていたのですが、最後に行くにつれて急な坂になりました。 最後は45度ぐらいの階段がズーッと上まであるような感じ…。
更に、第2次世界大戦時の見張り台か、砲台の跡らしいところから外に出るには、かなり身を縮こまらせないと出ることさえ出来ません。 そういう苦労をして外に出ると絶景が…。
絶景ですが階段まだあるようです。 更に上がってみました。
修学旅行で来ているような感じの学生がいっぱい居ました。 先生もはしゃいでいるのが日本の修学旅行とは違うな…という感じ。
ワイキキの街も一望出来ます。
この雄大な感じはカメラには収まりません。 ほんの一部を切り出した…と言う感じです。
ダイヤモンドヘッドで絶景を楽しんでからは帰り道…行きはよいよい帰りは怖い…です。 急な階段が結構怖いです。 手すりにつかまって降りてみたら、手すりは錆び錆びで洋服に赤錆びが付いてしまいました。
下に降りるまでどこにも飲み物を売っているところもありませんでした。 カラカラになってトローリー・バスを降りたところまで行ってドリンクをゴクゴク…。
他に観光に来ていた他国の方とお互いに記念撮影のシャッターを押し合いました。
トローリー・バスでワイキキまで戻って昼食。 旅行代理店の入っているショッピングセンター前までトローリー・バスが行くので、まずは旅行代理店まで足を運んで何かソーダを飲んで落ち着いたところで、同じショッピングセンター内のフードコートへ…。
それぞれがそれぞれの好みのアメリカのファーストフードを楽しみました。 私はパンダ・エクスプレスでブロッコリーと牛肉のオイスターオイル炒め物…というアメリカでは中華の定番料理をチャーハンと共に注文。 このチャーハンが長粒子米だからポロポロしていて美味しい!
ホテルにチェックイン出来る時間になったので、ホテルまで歩いて行きました。 途中、ウィンドウショッピングをしたりしていたので、かなりのんびり歩いて行ったな。
ツアーだとホテルの部屋まで荷物が届いているんですね。 結構ビックリです。
子供達は海で泳ぎたい…というので、着替えて海へ…。
あまり人も居なかったです。 思ったよりも空いていました。 ビーチは飲食禁止ということもあって綺麗です。
画像の真ん中あたりで小さく子供達が泳いでいます。 3人とも泳げるので、こういうときは水の中までついて行かなくて良いので楽ちん。
1時間半ほど泳いがせてからホテルに歩いて戻りシャワーを浴び、着替えをしてから、いざ夕食へ。
とは言っても、まずは街をさまよい歩きます。 ガイドブックなど何も持たずにふらふらと歩くと街の様子が徐々に分かるようになって来るものです。
この店はいまいち雰囲気が…とか、ここは呼び込みが値段のことばかり言うからやめておこうだのと…夜のワイキキをうろうろ。 最終的には呼び込みのおじさんのポテトサービス…という言葉につられて…いやそれだけじゃなくて、メニューに好みのものがあったこともあって da Big Kahuna という店に入りました。
この店、子供連れではなくてお酒を飲んだりする方が楽しそうです。 ま…子供連れでもOKなかんじでしたけどね。
お腹いっぱい…。
帰りに妻の寄りたかったハンドメイドのジュエリーショップに立ち寄ってホテルに戻りました。
夜、一番下の息子が兄弟部屋から両親部屋にやってきました。 どうやらベッドの具合もあって寝付けないらしい。
寝てしばらくしたところで…。
「大変だ…大変だ…」とパニック状態になって息子が起きて部屋をうろうろしています。
「世界の半分が滅びる…。」
「壁が崩れる…。」
「壁に触ってないと…。」
などと言っています。
ガクガクと震えながらうつろな目で部屋をうろうろしていました。 妻のベッド、私のベッド、入っては横になり、スグに起きて歩き、を繰り返してました。
東日本大震災以降、揺れてる感じがするとか、吐き気がするとか言ってました。 怖いから津波の映像は見たくない…とも言っていたので、息子の心に東日本震災が大きくのしかかっていたのかも知れません。 実際に旅行の数日前には夕飯後、何の前触れもなくいきなりもどしていたこともありました。
ハワイに来て波のあるところで遊んだので…頭の中で今日の記憶を再構成して長期記憶にする際に、東日本大震災の映像と頭の中でミックスされて再生されてしまったのでしょう…多分。 以前、夜寝るときにその日の記憶が長期の記憶として頭の中で再編成されるんだ…なんて話しを読んだので、こんな風に考えちゃいました。
結局両側に両親を…といういわゆる川の字になり、体をぴったりと付けてあげたらしばらくしてスヤスヤと眠りにつきました。
せっかく、ベッドは2つあるのに1つのベッドに3人…。
ということで…ハワイの1日目はコレにて終了。
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